心の生け簀

自分のスキを好きにするためになんかするブログ

世界が黒く塗りつぶされたとして一瞬塗りつぶされない部分が出来たらその部分が私なのだろう。

けれど世界は塗りつぶされることはなく各々が各々の色で世界に色をつけている

だとしたならば透明な私は透明な色で世界を塗ることしかできないのだろうか。

 

私ここに在らず。

 

私は生まれながらに己の中に獣を飼っている。

とはいえ、はじめ私と獣は一つだった。ともに生き、共に成長する。
獣の意思は私の意志で、私の意志は獣の意志だった。
しかし、とある時期を過ぎると、私は『私』と『獣』に分けられた。
正しくは『獣』を切り離したというべきか。
『獣』はとても我が侭で、傲慢で、とても自由なのだから。
『私』は『獣』を切り離し、
『私』は『獣』を閉じ込めた。
私の奥の底の底。
誰にも見えない不可視の檻。
『私』と『獣』だけの檻。
私という名前の牢獄。
閉じ込められた『獣』は常に、私を内から傷つける。
それは『獣』を閉じ込めた『私』に対する反抗なのか。
それとも、私を通して見える『外』に手を伸ばしただけなのか。
いずれにしても『獣』の爪は『外』には届かず私に阻まれ、私の内に傷を増やす。
『私』は『獣』と分かたれて『獣』の言葉を忘れてしまい、
『獣』は『私』と分かたれて『私』に言葉は届かない。
『獣』がなんらかの意図を持ち、傷をつけていたのだとしても
『私』は私の内に刻まれた傷の一つと認識をする。

もしも『私』の爪が『獣』の代わりに『外』を引っかくことが出来たなら
もう一度一つになれるのだろうか。

poem

落ちては消える時の砂

閉じ込めたるは砂時計

閉じ込めたはずの時の砂

落ちるそばから消えてゆく

嗚呼、時の砂よどこ消えた

私は慌てて引っくり返す

私は何度も繰り返す

ため息一つついた後

空いた空間覗いても

飽いた私がいるばかり

今月のミラク(ほぼダンデライオン)

 

近場の本屋できららミラクを入荷してる本屋さんが見つかったのでこれからは余裕を持って購読が続けられそうです。

一番近くのアニメイトでもいいんだけど入荷部数が少ないみたいだし発売日過ぎてから行ったら売り切れてて在庫確認や注文のために店員さんと話さないといけないのはコミュ症を拗らせすぎた自分にはとてもつらいわけでして…

ミラク自体買うようになったのはダンデライオンのアニメを見てハマり、原作コミックスを読んでもっとハマってこりゃ連載も追いかけないとだぜってなったので放送中から購読し始めた口(確か国王選挙終了の話くらいから?)ですので、うらら迷路帖とか、音無さんは破壊神とかやさしい新説死霊術等、興味を惹く作品はいくつかあるのですが、いかんせん連載途中から読み始めることになったのでキャラクターの名前と顔が一致しなかったり、それぞれのキャラクターの関係性がわかんなかったりするのでそのうちコミックスを買ったり、漫画喫茶で読んだりして内容を把握していきたいなぁと思う次第です。また読んだら感想を残すこともあるかもしれませぬ。

で、城下町のダンデライオン。内容としてはダンデライオン一巻であった栞様と輝様のおつかいを思い起こさせる内容でしたね。あとアンジェ姫の能力判明回でもありました。輝様が鈍感というか純粋なところは残しつつもしっかりと外見的にも精神的にも成長している(アンジェを気遣って話を振ったり等)のを感じたり、栞様は奏様に似てきたねぇ…なんて親戚のおじさんかよみたいな事を思ったりしましたが、なにより茜様が自分から買い物についていこうかと言ったところで感極まるものがありました。(アンジェに監視カメラに気をつけるよう促すあたりまだ苦手意識はあるようですが)

二部はアンジェや茜様メインだとは思いますが一部が結構上のきょうだいたちにスポットを当てている感じでしたので二部は茜様より下のきょうだいの話にスポットあててくるのかな?一部終了から作中の月日も経っているっぽいので個人的には光様と遥様あたりの話が人間関係も含めどうなっているのか楽しみですね。次回は休載みたいですがこれからの展開も楽しみにしながら待ちたいと思います。

らーらーらーららーらー

言葉にできないー

なにか言いたいことはあって頭の中に確かに浮かんでいるんだけど言葉にしようとすると言葉に出来ない

いつかこの頭に浮かんだ何かを言葉にすることが出来る日が来るのだろうか。

その場限りの道楽

なんというか楽しいと思えることはあることはあるのだけれどその場感じた楽しいだけで完結させてしまうのでこれはあまりよろしい傾向ではないのかなぁなどとふと。

でもいざ生まれた感情をこういう形にしたいと思ってもこれを形にしていいのか?正しいのか?今の自分の力で形にできるのか?などと考えてしまうから、ただ楽しい!で終わらせるのが逃げだとわかっていてもどうしてもそこで完結してしまう。だめだなぁ…